(更新日:2022/02/14)
Excelでセルの値を結合したいときに便利な関数=TEXTJION関数の紹介です。このほかにも、&やCONCAT関数を使った結合方法もありますが、個人的には、TEXTJION関数が使いやすさNo.1です!是非皆さんも試してみてください。
想定読者
「苗字と名前をうまく結合して、フルネームで表示したい!」という方。
「キーワードを連結して、1つの文章にしたい!」という方。
TEXTJION関数とは?
引数で指定した文字列を、特定の区切り文字で結合するための関数です。
個人的には、セル結合系の機能の中で一番お気に入りです。
まずは成果物のイメージを共有します。図のC列(フルネーム)がTEXTJION関数で
A列(苗字)とB列(名前)を結合した結果です。
それでは、解説に進みます。
この関数には、3つの引数が必要です。
引数①:区切り文字
1つ目は、「区切り文字」です。区切り文字に使用したい文字列を
ダブルクォーテーション(””)で挟み込んで入力します。
ちなみに、「改行」を区切り文字に指定したいときは、CHAR(10)と入力します。
(※ただし、ホーム→折り返して表示 と設定する必要あり)
このように、区切り文字を特定のセルに入力されたデータや関数で指定する場合は、
ダブルクォーテーションは必要ありません。
引数②:空白セルの処理方法
2つ目の引数には、空白セルの処理方法を指定します。
空白セルも1つの結合対象としてみなす場合は、例外的にFALSEを選択しますが、
ほとんどのケースは、TRUE(空のセルは無視)でOKです。
引数③:結合したい文字列(数値)
3つ目の引数は、結合対象となる文字列(数値)です。
文字列だけでなく、数値でもOKです。
カンマ区切りで1セルずつ指定するのもOK、A2:B2のように、範囲指定でもOKです。
サンプルでは、半角スペースを区切り文字にしています。
ちなみにですが、結合する文字列が3つ以上でも以下のように問題なく結合できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はセルの結合方法について紹介しました。
&を使った結合や、CONCAT関数を使った結合もありますが、
一番汎用性が高いのがTEXTJOIN関数だと思ってます。
ぜひ、TEXTJION関数を使いこなして、Excel業務をスムーズにすすめましょう!
そのほかのおススメ関数については以下の記事を参考にしてください。
今すぐ使える!絶対に知ってほしい社会人必須のExcel関数50選!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは!