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【Excel効率化】【5分でカンタン設定】ExcelアドインであなたのExcel作業が10倍ラクに!世界に1つだけのオリジナルショートカットキーを追加する方法。

こんな記事です。

Excelアドインによるショートカットキー拡張機能を紹介する記事です。この記事を読むと、たった5分で、あなたのExcel作業が10倍楽になります!手順通りに作業するだけで、すぐに使えるので、ぜひ試してみてください!

(更新日:2022/03/05)

想定読者

「セルの背景色を1発で変更するショートカットキーって無いの?」という方。

「脱マウス推進派!マウスを一度も触らずに、Excelを使いこなしたい!」という方。

「自分好みのショートカットキーを自分で設定したい!」という方。

この記事を書いた人

  • Microsoft Certified Trainer 2021-2022(マイクロソフト認定トレーナー)
  • MOS Excel 2019&365 Expert/Associate取得

できるようになること

まずは、今回の記事で使用できるようになるExcel拡張機能の一覧を紹介します。ファンクションキーに割り当てる形でオリジナルのショートカットキーを作成しています。人によっては、使いたいショートカットキーが異なる場合もあるので、適宜、コードを書き換えてください。(詳しくは、後述します。)

オリジナルキー 機能
01. F1 コピーしたデータを数値貼り付け
02. F2 選択したセルを編集(デフォルト機能)
03. F3 コピーしたデータの書式のみを貼り付け
04. F4 一つ前の操作を繰り返し(デフォルト機能)
05. F5 選択したセルの背景色を黄色に変更
06. Shift + F5 選択したセルの背景色を赤色に変更
07. F6 選択したセルの文字色を赤色に変更
08. F7 選択したセルの文字色を青色に変更
09. F8 選択したセルの背景色を灰色に変更
10. Shift + F8 選択したセルの背景色を水色/緑色に変更
11. F9 オートフィル機能(Alt→H→F→I→S)
12. F10 アクティブなファイルの保存場所を開く
13. F11 ゴールシークを起動
14. F12 名前を付けてファイルを保存(デフォルト機能)
15. Ctrl+Shift+Enter ハイパーリンクを展開
16. Shift + F11 アクティブシートの左側にシート追加(デフォルト機能)
17. Ctrl + Shift + F11 アクティブシートの右側にシート追加
18. Ctrl + Shift + I 選択セルのところへ四角オブジェクト(背景色:黄色、文字色:赤、フォント12)を挿入する。
19. おまけ1 Numlockキーを無効化
20. おまけ2 Insertキーを無効化

必要なこと

今回初めてExcelアドイン(or Excelマクロ)を使うよ!という方は、

先にこちらの記事を確認してくださいね。

マクロを初めて使う人が、 まず始めにやらなければならない2つのこと。

それでは、まず初めに、新規Excelファイルを立ち上げてください。

Alt + F11 を押し、VBE(Excelマクロを編集するアプリ)を立ち上げます。

VBAProject (Book1) を右クリック → 挿入 → 標準モジュール の順に左クリック。

Module1が追加される。

Module1に以下のVBAコードをコピペします。

コピペするVBAコードは以下です。


コピペしたら、F12キーで名前を付けて保存します。
このとき、ファイルの種類(=拡張子)を「.xlam」としてください。
名前は、「 Application.On.Key 」とします。
拡張子を「.xlam」にすると、自動的に、アドイン専用のフォルダへ格納されます。
※例:C:\Users\owner\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns

アドイン専用フォルダのパスは、後でまた使うので、
どこかにメモしておくか、デスクトップにショートカットを作成しておきましょう。

一度、全てのExcelファイルを閉じます。
ふたたび、何でもいいので、Excelファイルを開いてください。
ファイル → オプション → リボンのユーザー設定 → メインタブ → 開発 
にチェック入れます。

通常のExcelホーム画面に戻り、
ツールバー → 開発 → Excelアドイン をクリックし、
Application.On.Key にチェックを入れます。

操作は以上です!

次回以降、どのExcelを立ち上げても、
自動的にオリジナルショートカットが有効になります。

もしも、ショートカットを無効にしたい場合は、アドイン専用フォルダの中にある

Application.On.Key.xlamというファイルを削除してください。

※【注意】PCによって、アドイン専用フォルダのパスは変わります。

C:\Users\owner\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns


また、自分だけのオリジナルショートカットを作成したい場合は、

Application.OnKey “{F1}”, “PasteValues” の”{F1}”のところを書き換えてください。

“{例:F1}”の中身を書き替えてください。


例えば、F1キー単独ではなく、F1キーとShiftキーを同時押しする形にしたい場合、

Application.OnKey “+{F1}” のように” “の中を書き換えます。

この例だと、Shiftキーを表す「+」を追記しています。

このように、拡張機能を発動するためのショートカットキーの組み合わせパターンを

自由自在に設定することが可能です。

ぜひ、自分だけの組み合わせを設定してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか? ちょっと設定がめんどくさいかもしれませんが、いったん設定しておけば、日々のExcel操作がぐっと楽になるはずです! また、自分なりにショートカットキーの割り当てを変えてみるのも面白いと思います。ぜひ、トライしてみてください。

なお、デフォルトのExcelショートカットはこちらの記事で紹介しています。

今日から使えるExcelショートカット50選!


最後まで読んでくれてありがとうございます。

それではまた!